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AGV(自動誘導型搬送車)/AMR(自律走行搬送ロボット)とは?ロボットバンクが解説します!【第一弾】

ニュース 2024-03-04 467 次

はじめに

現代の製造業界と物流セクターは、絶えず変化し、進化を遂げています。その中心にあるのが自動化技術です。特にAGV(自動誘導型搬送車)とAMR(自律走行搬送ロボット)の導入は、企業の生産性向上に大きく貢献しています。これらのシステムは、それぞれ独自の機能と利点を備えており、高度な自動化とロボット化を実現しています。

AGV(自動誘導型搬送車)

AGVは主に固定されたルートで物品を搬送するために開発されており、計画的な運用が可能です。

AMR(自律走行搬送ロボット)

AMRはより高度な技術を使用し、環境を認識して最適なルートを自律的に決定することができます。

これらの技術はCOVID-19パンデミックという未曽有の状況下でもその真価を発揮し、感染リスクの低減や非接触作業の必要性が高まる中、両システムは社会的距離を保ちつつ業務を継続させるための鍵となりました。この記事では、AGVおよびAMRの導入がいかにして生産性を向上させるか、その具体的なメリットと機能に焦点を当てて解説します。

AGVとAMRの基本知識

◼️ AGVの概要

AGV(自動誘導型搬送車)**とは、工場や倉庫などで物を自動で運ぶための無人搬送車のことです。マグネットテープ、レーザー、ワイヤーなどのガイドを用いて定められたルートを移動します。製造業を始め、多くの産業で物流効率化に貢献しています。

AGVの利点には以下のようなものがあります:

  • 定型作業の自動化:繰り返し行われる搬送作業を自動で行うことで、人手を削減し労働コストを低減します。
  • 安全性の向上:プログラムされたルートを正確に移動することで、作業員や他の機器との接触事故を減少させます。
  • 稼働時間の最大化:人間には休憩や就寝時間が必要ですが、AGVは24時間体制で稼働させることが可能です。

これらの特徴から、AGVは生産現場で高い評価を受けており、特に単純かつ反復的な搬送作業においてその真価を発揮します。また、導入時に初期投資は必要ですが、長期的に見れば運用コスト削減効果が期待されます。

◼️AMRの概要

AMR(自律走行搬送ロボット)**とは、自己位置を認識し、地図上の目的地まで自動的に移動するロボットです。人間と共存しながら安全に作業を行うことができます。

AMRの利点は主に次の三つです:

  • 柔軟性: AMRは環境の変化に対応可能です。新たな障害物が現れても、地図情報を更新して適切な経路へと進むことができます。そのため、レイアウトが頻繁に変わる現場でも利用することができます。
  • 安全性: AMRは多数のセンサーを使用して周囲の状況を把握します。そのため人間や他の物体と衝突することなく、安全に作業を行うことができます。
  • 効率性: AMRは人間の補助なしで作業を行うことができます。一度設定すれば24時間稼働することも可能であり、人間では難しい高精度な作業や単純作業の自動化により労働力の削減が期待できます。

AMRは、製造業から物流、医療まで幅広い分野で使用されており、特にCOVID-19パンデミックの影響から、接触を避けることが求められる状況での利用が増えています。また、人間とロボットが協調して作業を行うことで生産性を向上させることができます。

こうしたAMRの特性は、従来のAGVにはなかったものです。AGVでは移動経路があらかじめ固定されているため、レイアウト変更への対応や新たな障害物回避が難しいという課題がありました。しかし、AMRはその高度な自律性と柔軟性によりこれらの課題を克服し、さらに高い生産性を実現します。

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