茨城県教育研究会 プログラミング指導学ぶ 教員がロボ操作体験

プログラミング教育の必修化を踏まえ教員の指導力を高めようと、茨城県教育研究会の情報教育に関わる小中教員で構成する「情報教育研究部」(豊田雅之部長)は5日、水戸市の県三の丸庁舎で研修会を開いた。同部メンバーなど教員約30人が参加し、動いたり話したりするロボット型携帯端末「ロボホン」の体験を通して、子どもたちに興味・関心を持たせることの大切さを再認識した。

プログラミング教育は2020年度から小学校、21年度から中学校で必修化され、教員の指導力向上が急務となっている。ロボホンはシャープ製で、「前に歩く」「左に回る」など多様な指示を組み合わせ命令を出すことができ、教材としても活用される。

教員らは同社担当者のアドバイスを参考にパソコンでプログラミングし、実際にロボホンを操作。腕立て伏せや逆立ち、歌うなど一つ一つの動きに「おーっ」と歓声を上げた。紙に書いた道の上を正確に歩かせる課題では指示の組み合わせを何度も修正。ようやくゴールにたどり着くと、拍手で喜び合った。

古河市立駒込小の鈴木昭博校長(54)は「楽しむことが、興味につながることを実感させられた」と振り返った。高萩市立松岡中の小池陽子教諭(30)は「小学生にとっては論理的に物事を考えられてすごくいい」と関心を寄せた。

ロボット型携帯端末にプログラミングで命令し紙の上を歩かせる教員ら=水戸市三の丸の県三の丸庁舎