ロボが配送、商品PR      つくば「スーパーシティ」始動

自動配送ロボットが遊歩道などの公道を自動走行し、スーパーの商品を自宅前まで最短30分以内に配達するサービスが、5月28日から、つくば市のつくば駅周辺で始まった。ゴールデンウイーク(GW)期間中には別のスーパーで配膳ロボットが新商品を紹介する実験も実施。いずれも全国初といい、つくば市などが国家戦略特区に指定された「スーパーシティ構想」が、より市民に身近になってきているようだ。

配送ロボットはパナソニックの「X-Area Robo」(クロスエリア ロボ)

配送ロボットはパナソニックの「X-Area Robo」(クロスエリア ロボ)を使用する。つくば市から約60km離れた「Panasonic Laboratory Tokyo」(東京都中央区銀座)から遠隔管制システムで遠隔監視・操作する。利用者は楽天が開発したスマートフォン向けの専用サイトでオーダー。配送中は専用サイトでロボットの位置や到着予定時刻を確認できる。到着するとSMSや電話(自動音声)で通知が届く。

ロボットは高さ115cm、全長117cmで商品は約115L入る。事前走行した地図データをもとに、センサーなどで安全を確認しながら時速4kmで走る。東京都中央区にある遠隔管制システムで監視などを行い、安全を確保する。

先月末に行われた公開実験で、商品を受け取ったパート、藤沢直子さん(44)は「マンションなので駐車場から重いものを運ぶのが大変だったが、仕事や子育ての合間に自宅前に商品を取りに行くだけなので助かる」と話す。